ツアーの人々との団体生活(78)

 ギヴァット・ハヒーバーの見学を終えて部屋に戻った私は夕食まで休憩を取ることにした。S師は午後4時からK師と共にキブツ住民のハバさんとアリーザさんを訪問すると言って出かけて行った。

 この訪問の際にアリーザは「私の心にイエスが入って下さるとK師のようになれるか?。どうしたらイエスは心に入って下さるか?」と自分から言い出し、自分の過去を語ったとS師は反省会の時に報告された。

 午後8時からの反省会では明日の小学校訪問の準備などをした。この夜は一晩中雷雨が降ったりやんだりしていた。

 翌朝(3/11)もアホカド畑での作業。この日は昨日のアントワネットの他に南アフリカからのヴォランティア3人と共に落果を捨い集めた。南アフリカのヴォランティアは来週6名帰国し、8名新たに来るということだ。

 イスラエルと南アフリカの関係はすこぶる良好で南アフリカにはユタヤ人のコミュニティもあるという。当時、南アフリカはアパルトヘイト(人種差別)で世界中から非難されていた時期である。その南アフリカがイスラエルと関係が良好なのには理由がある。