ツアーの人々との団体生活(92)

 ヘレナ宅へ5時すぎに訪ねるとハバも居た。私がヘブライ語を学びたいと願っていることを知っている二人が真剣に考えて下さっていたのだ。「ヘブライ語学習で最も重要なのは、ヘブライ語以外の言語を一切使用しない環境の下に行くこと」とヘレナは語り、紹介は可能だとも言ってくれた。正規のルートでは無理だがハバの友人が居住しているキブツなので大丈夫だという。

 そのキブツにはウルパン(ヘブライ語会話教室)があり、ウルパンで学ぶヴォランティアの仕事は午前中だけで午後はヘプライ語の学習をする。私にとっては願ったりかなったりである。ニ人の厚意に感謝した。この後ヘレナの子供たちに折り紙で飛行機と紙鉄砲を作ってあげるととても喜んでくれた。

 この日の夕食はS師が日本より持参した即席ラーメンに玉葱、玉子、菜っ葉を入れて食した。夜の反省会ではそれぞれの「感謝」を語った。

S師「体調が良くなってきた。今日は最も楽しかった!」。

宮本姉「友を得る祈りがK師という最も頼れる方を与えられて、かなえられた」。

M姉「体が支えられ、騒がしいキッチンの仕事場でも密室(祈り場)がもてること」。

私「ヘレナとハバの厚意(へブライ語学習の道)」。

 この夜、9:40に就寝。