キブツ到着(13)

 礼拝メッセージの聖書個所と話の内容は思い出せない。2月27日(日)~3月8日(火)までの日記をイスラエルで紛失してしまったため、最初の10日間は手帳の予定表を見て思い出しつつ書くことをご了承頂きたい。

 午後6時から夕食、共同食堂に行くが、人は疎らである。外国からのヴォランティアが大半で、キブツ住民は殆どいない。自宅で食事をしているのであろう。食堂にはパンと野菜だけしかないので、私たちは日本から持参したマグカップラーメンなども食べた(S師が持参)。

 キャラバンに戻ると7時から今日一日の反省会である。これは毎日欠かさず、ツアーメンバーが帰国する前夜まで行われた。賛美と祈りをもって始め、その日一日の証し、反省翌日の予定、今後のスケジュールの打ち合わせをして祈りをもって閉じる。

 遅い時には夜10時半を過ぎることもあった。司会は毎日順番制である。最初の夜は今回のツアーに対する抱負を述べ合った。私は一年間の滞在を希望していること、その間へブライ語を少しでも多く学びたいということを語ったように思う。

 この時点ではキブツ側は私の働きぶりや滞在態度などを見てからその期間を決めるということなので、精一杯働くことを抱負として語ったかも知れない。年配のK婦人牧師は、キブツの多くの人と知り合って、キリストの救いをお伝えしたいと語られた。