ここで、以前の文章の訂正が必要になりました。12年前のことで記憶が曖味になっていました。
キブツでの労働場所に関して、1日目がアボカド畑、2,3日目がバナナ畑と書きましたが最初の3日間はアボカド畑での作業でした。3日目は早朝から雨で、全員レインコートを着て、ゴム長靴を履いての作業で、その雨は午前中に止みました。その日の午後の作業後にヨハナンがキブツ内を案内してくれたのです。お詫びして訂正させて頂きます。
日本では雨の日は天気が悪いと表現しますが、イスラエルでは雨は好天です。雨期と乾期にはっきり区別されているイスラエルでは、雨期(冬)に雨が降らないと大変なことになります(列王記上17:1)。雨は天からの恵みそのもの、神の祝福の証しです(レビ 26:3, 4 詩 68:10、エレミヤ 5:24、エゼキエル34:26)。
子供たちも全員レインコートを着て、はしゃぎながら登校している。まるで南国に雪が降ったかのように。雨の日に、キブツ内で傘をさしている人は私たち日本人以外に誰一人として見かけることはありませんでした。