独りヴォランティア(47)

 5/18(木)K 兄からの便りが届いた。夙川教会最後の聖日礼拝後の出席者写真と彼の第二子(長女)の写真が同封されてあった。長男同様とても可愛い赤ちゃんだ。妻が驚くほど痩せて写っている。集会のご用と引越しの準備が余程大変だったのであろう。

 ヨハナンがエルサレムに住んでいる娘に会いに行くと言うのでヴォランティア仲間三人と車に乗せてもらって、夕方4時半にキブツを出発した。途中、地図を手に聖書と関わりのある地を注意深く車窓から観察した。シャロンの野を南進し、テルアヴィブから東に向きを変えるとまもなく左側にベングリオン空港が見える。右側の少し向こうに見える町がロッドである。ベングリオン空港はロッド空港ともテルアヴィブ国際空港とも呼ばれているのは、この位置にあるからであろう。

 ロッドの街は遠景でしか見えないが高層ビルなどが見える。かってはこの辺りはシャロン平野とユダの低地(シェフェラー)の境界でロッド(リダ、ルダ、使徒 9:32~)はシェフェラーの最北端の町である。エルサレムから巡回して来たペトロがこの町で中風のアイネアを癒しヤッファへと進んで行ったのであった。

 ここはエルサレムから50km、ヤッファへは20kmである。ヨハナンは運転しながら「ここからはアンティークなものが多く発掘されている」と語った。更に東へ 20km 走るとエマオやキリヤト・エアリムの辺りを通りそこから上り坂になりアヤロンの谷を抜けて行く。(ヨシュア 10:12、サムエル上 14:31、6:21〜、ルカ 24:13)