再びキブツ生活(3)

 7/14(月)午前中は庭の除草作業。日差しは厳しく、昼前にもなると作業着を突き抜けて熱が背中をジンジンと焼き付けてくる。しゃがんでの作業なのでそれほど重労働ではない。西(海)側からの風が心地良い。

 昨日、妻がキブツに来る日程(8/11-24)が判明したのでキブツ側(アロン)に伝えた。昼にミニマーケットで土産用のオリーブオイルを三本購入し箱詰めにした。

 7月6日(水)庭の花の植え替え作業、乾燥で固くなった石だらけの土地を掘り起こす作業は大変であった。午後、荷物を船便で一箱発送した。重さ16Kgで送料 5700円(155シェケル)もする。日本に着くのに2ヶ月かかる(9月上旬)という。

 7月7日(木)ようやく食堂前の花壇をきれいに出来た。エストニアからの帰還者エロンとハビーバー夫妻が通りかかって「日本に帰ったら、あなたはプロの庭師になれるよ」と声をかけてくれた。そして今夕、このキブツで結婚式があることを教えてくれた。そういえば昨夜から食堂横の庭の芝の上にテーブルを並べたりライトを設置して準備をしている。

 今日、島崎藤村の『破戒』を読み終えた。以前ここで働いていた日本人が事務所の本棚に残していった文庫本である。