路上でのスターンズ師の話は長時間に及び、会話を殆んど理解できない私は適当に相槌を打ちながら聞いていたのだが、暑さの中で立ったまま眠気がさして来てしまい、途中からしどろもどろになってしまった。
その後、最も高い場所まで上って、そこからガリラヤ湖の風景に見入った。そして記念写真も撮った。そこから湖岸に降りて行き、スライド映写のホールに行き、ガリラヤの歴史をスライド映像(英語のナレーション付き)で見せてくれた。
このホールはメシヤニックグループが経営しているのか、イエス・キリストのことも詳しく紹介していた。ここでユダヤ人たちに伝道しているのを私たちに見せてくださったのだ。英語の外にヘブライ語やロシヤ語などのバージョンもあるという。このホールにはエアコンがあり実に快適であった。
この上映は1グループで50シェケル(当時のレートで約 1,800円)であったがスターンズ師が支払って下さった。午前に行ったタプハの土産物店で妻は2匹の魚と5つのパンがかごに入った絵の小皿を購入したが、その際スターンズ師が店の男性と何か立ち話をしておられた。
それで私たちの買物は全て 2割引で買うことができた。この店もメシヤニックグループの経営であろうか、私たちが牧師夫妻であることを伝えて下さったのだと思った。
このようにイスラエル国内で「イエスはメシア」と信じるユダヤ人達は様々な迫害の中にあっても同胞たちの為に日々懸命に伝道している姿を、スターンズ師は私たちに見せて下さった。
スターンズ師は夕方8時前に私たちをゲストハウスに送り届けてくださった。朝9時過ぎから11時間近くも、私たちと行動を共にしてくださった。